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2024/05/18(Sat) 21:12:53
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3月19日。
お題挑戦第1日目。

痛いのはそっちのくせに
快新です。








「…い。おい。」
「なんだよ…。うるせぇな。」
機嫌悪そうに新一はつぶやいた。

ある心地良い昼下がりのこと。
快斗は春休みなので毎日工藤邸に行っている。
本人は、「だって暇なんだもーんvv」とのこと。

「最近、新ちゃんぼーっとしてない?」
「新ちゃんって呼ぶなって、何度言ったら分かるんだよ。」
「はいはい。」
それを聞くなり、新一は目の前の本に視線を落とした。
ぼーっとしてるのは確かだ。
目の前の本に集中できない。
「それで……ぼーっとしてないの?」
「……別に、自覚はない。」
嘘をつく。
十分自覚してるし、何を考えているのかも自覚してる。
「じゃあ、
目の前に1ページも進んでない本があっても?」
「!!!」
「あたりでしょ。」にやっと笑いながら快斗が言う。

いえるはずがない。
目の前にいる人物……快斗のことを考えているなんて。
「別に、お前には関係ないことだよ…。」無理やり嘘をつく。
「じゃ、教えてvv」
「え?」
「関係ないことなら、別にいいじゃん。」

本当に俺は、嘘つくのが苦手なんだな。
「…。嘘、言ったでしょ。」
「……」
「俺に、隠し事?快ちゃん、悲しい~vv」
「……ぶりっ仔も快ちゃんもやめろ。」
「やめたら教えてくれる?」
教えられる、わけがない。

「別に、なんでもねぇよ。」
そういって、無理やり顔をそむけ、また本を読むふりをする。
「がんばれよ。」
快斗はそう言ったきり、何も聞いてこなかった。



あとがき>
おそろしく無理やりですね。
というか、お題の「痛いのはそっちのくせに」が入ってない…。
最初っからこんな調子で365題コンプできるのでしょうか。

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